奥深きチェア(椅子)の世界。使い手やシーンによって、求められるカタチやデザインが大きく異なります。
「どんなイスを選べばいいんだろう?」
好きなカタチやデザインはあるけれど、“自分に合うチェア”かどうかはなかなか判断がつきにくいところ。
そこでこの記事では、たくさんの家具メーカーが集う旭川木工センターが、自宅の書斎やオフィスにぴったりのチェアの選び方を解説します!各メーカーがおすすめするとっておきのチェアも合わせてご紹介しますので、ぜひご一読ください。
オフィスチェア・ワークチェアは事務作業に特化した椅子!
オフィスチェア(英: office chair)は、事務作業用に設計・製作された椅子。その特徴は、使用者の体格差や姿勢変化に対応するため様々な可動機構を設けた「動く椅子」という点にある。
(Wikipediaより引用)
座面のクッション性は、不特定多数が座っても疲れにくいように座り心地に直結しているため、ウレタンがよく用いられます。また、長期間座り続けることによるへたりにも対応しやすいのです。
座ったまま向きを変えれるよう360度回転が可能なことや高さの調節、リクライニング式などあらゆるサイズの人に対応できるよう工夫がされています。
疲れにくいオフィスチェア・ワークチェアの選び方3選!
(1)自分に合った座面の素材を選ぶ!
先述したように、オフィスチェアの座面本体はウレタンを使用することが多いですが、表面の生地はメッシュ・ファブリック・レザーと様々です。
メッシュ
メッシュと言えば通気性の良さを思い浮かべるのではないでしょうか?実際にオフィスチェアのメッシュは生地自体に穴が開いている素材なので蒸れにくく暑い日はもちろん、オールシーズン使いやすい素材と言えるでしょう。
ファブリック
機能的な黒やグレーのオフィスチェアよりも、ちょっとオシャレな明るい色にしたい!と言う方にはカラー展開の多いファブリックがオススメです。また、質感が柔らかく、肌当たりも良いので長時間座っていても座り心地が良いでしょう。価格帯もリーズナブルな商品が多いのでオフィスで揃えたいときも注文しやすいですね。
レザー
オフィスチェアに高級感を持たせたいとき、”自分だけの椅子”という特別感を感じたいときにレザーのオフィスチェアはピッタリです。長く使い込むほどに色味や質感に味がでてくるので良き相棒になります。
レザーのお手入れが難しそうな場合は合皮・PUレザーなどレザー調を選択すると簡単に水拭きなどもできますのでオススメです。
(2)背もたれの高さは作業内容や環境で選ぶ!
オフィスチェアの背もたれの高さも実は3種類あります。作業の仕方や環境に合せてローバック・ミドルバック。ハイバックを使い分けてみてください。
ローバック
ローバックは、その名の通り背もたれが低く、コンパクトな印象を与えます。ゆったりとしたオフィスチェアとは違って長時間の作業は難しいですが、絶ったり座ったりと移動が多い場合は動きやすい背もたれです。
ミドルバック
ミドルバックは、肩の下ぐらいまで高さがある背もたれです。背もたれの高さとしては一番メジャーなので商品数も多いオフィスチェアと言えるでしょう。
ハイバック
ハイバックは、背中を覆う高さです。オフィスチェアによっては頭もすっぽり収めてしまうものもあります。ハイバックであることによってリラックスした状態になれるので長時間座っても疲れにくいオフィスチェアの位置づけです。オフィスの広さによっては威圧感がでてしまうので書斎や個室で使用するなど環境の配慮が必要かもしれません。
(3)アームレストは収納か負担の軽減で選ぶ!
「アームレストはあってもなくてもあまり変わらないんじゃない?」
と思う方もいるかもしれません。しかし、これ一つあるかないかで作業負担や収納力が変わってきます。
アームレストあり
アームレストがあるオフィスチェアは、デスクワーク時に作業負担を軽減できます。
「ちょっと一息…」なんてときにもアームレストがあるだけで有意義な休憩が過ごせそうです。
アームレストがある椅子はアームチェアとも呼ばれることも。アームチェアについてはこちらをご覧ください。
シンプルでオシャレなアームチェアとは?種類やおすすめの木製椅子を紹介!
アームレストなし
アームレストがないオフィスチェアは、机の下にキッチリと収納しやすいので狭いオフィスで活躍するでしょう。アームレストによる窮屈感がなく、開放的なのもGOOD。
アームレストがないチェアはアームレスチェアと呼ぶこともあります。
ひと味違うオシャレな旭川家具。おすすめオフィスチェア・ワークチェア
オフィスチェア・ワークチェアの特徴や選び方を紹介をしてきましたが、いわゆるオフィスチェアだとちょっと無機質だったりありふれたイメージがありますよね。以下では日本6大家具の一つ「旭川家具」のおすすめオフィスチェアをご紹介します。
「旭川家具って木製家具だからオフィスチェアに向いてないのでは……」
「木製家具って硬くて長く座っていられなさそう……」
と思う方も多いかもしれません。しかし旭川家具の中には、長く座っても疲れにくい人間工学に基づいた家具づくりを行ってきた家具メーカーも多くあります。在宅ワークも増えてきている昨今、オシャレなワークチェアで楽しく仕事が出来そうです♪
引用:カンディハウス
ラベンダー ダイニング アームチェア(Rタイプ)
座面から背中にかけてボリュームを抑えたクッションの張り込みは安楽性を高めています。背もたれの木製のカーブは座った人の姿を美しく見せる効果もあるロングセラー商品です。
引用:カンディハウス
ラベンダー ダイニング サイドチェアー(Rタイプ)
上記のアームチェアと同シリーズ。
アームレストがないだけでシルエットがよりスッキリとし、圧迫感がないのでオフィスも開放的なイメージに仕上がります。
カンディハウス
〒079-8509
旭川市永山北2条6丁目1
TEL:0166-47-9911
URL:https://www.condehouse.co.jp/
引用:メーベルトーコー
half chair op.1
チェロ奏者などのクラシック奏者に適した、デザイン性にも機能性にも優れたハーフチェア。名前が示すように座面が半分しかありませんので非常に座りづらくみえますね。しかし、ハーフチェアは座る人の背筋を自然と伸ばすことのできる設計が施されています。
メーベルトーコーの社長も実際に書斎の椅子として使用しているのだそうです。
メーベルトーコー
〒079-8453
旭川市永山北3条6丁目4-32
TEL:0166-48-8222
まとめ
今回は、オフィスチェア・ワークチェアについて、そしてオススメの旭川家具のを紹介してきました。
1966年に誕生した「旭川木工センター」は、国内・海外を問わず有名な“家具のまち”旭川を支え続ける一流の10社の家具メーカーや建築資材の企業が集まっています。
旭川木工センターではこの他にも空間を彩る家具を多数ご用意しております。旭川家具の魅力溢れる家具を是非ご覧ください。
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