DIYとは、「Do It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)」の頭文字をとってつけられた名称。概念は、「Do It Yourself」の意味通り「自身でやる」という考え方に基づいています。
専門業者以外の人がホームセンターなどで工具や材料を揃え、家屋を自分で作ったり修繕したりすることです。一般的にDIYの対象は生活空間を修理、装飾などを意味することが多く、「自分で快適な生活空間をつくる」ことを意味します。
このような考えを「DIY ethic(DIY倫理)」「DIY精神」とも言います。
第二次世界大戦終戦後で戦火に包まれたロンドンが破壊された街を元軍人たちが自分達で復興させる運動が国民全体に波及していきました。スローガンとして「D.I.Y.」=「Do it yourself」が生まれました。「何でも自分でやろう」が合い言葉だったようです。
戦後のダメージが少なかったアメリカではD.I.Y.は「復興」ではなくレジャーや休日の楽しみとして変化していきました。
素人が木材の簡単な加工や修繕を意味していたが、最近では、要求が高くなり自分好みの形や色にしたいなどオンリーワンの創作物に必要な道具や材料を扱う売場や業態の市場をDIY市場と言います。
今後や販売だけてなく、DIYのコンサルティングも重要になってくるでしょう。