前回は、フローリングのほこりの原因についてご紹介しました。
そのままでは危険!?フローリングのほこりの原因がわかれば毎日掃除したくなります!
毎日完璧に掃除するなんて無理!多くの方が思うことでしょう。こまめに掃除してもキリがなくて、うんざりしているママも多いはず。でも、タイミング、道具、順番を変えることで、これがずいぶん楽になります!
今回は、効果的に簡単にフローリングを掃除できる方法をご紹介しましょう!
【掃除するタイミングは?】
まずタイミングが重要です。朝起きてすぐや、外出先から帰った時などが手に掛けやすいです。この時は掃除をする!と決めておけば、最初は大変かもしれませんが、慣れたらラクです。
空気中を漂っているほこりは、人が活動しなくて空気が動かない時間に床に落ちてきます。そのため、そういうタイミングに掃除をすると、空気も床も一気にキレイになるわけです。夜の寝ている間に積もることが多いので、朝のうちに掃除するのがおすすめです。
【掃除に使う道具は?】
次に、使う道具です。フローリング用に売られているモップやワイパーはおすすめです。ほこりを吸い付ける専用のものが使われていて、とても効率的です。軽くて動かしやすく、テーブルの下などにもサッと届きます。
いきなり掃除機を使うとかえってほこりを舞い上げてしまうので、まずはモップやワイパーを使いましょう。一日に一度モップなどでさっと掃除するだけで、けっこう清潔な部屋はキープできます。環境にもよりますが、掃除機は週に一度くらいでも大丈夫です。週に一度くらいは、家具や壁など高いところの掃除もしましょう。
【フローリングの掃除方法】
ほとんどの方がフローリングの掃除用具として掃除機を使用しているのではないでしょうか。しかし、本体からの排気によりほこりが舞いやすくなります。また、フローリング上で使用すると小さな傷がついてしまう事があります。フロアコーティングを施していれば多少は問題ないですが、そうでなければ傷やへこみの原因となってしまいます。
使用する掃除機の機種にもよりますが、出すのが面倒ですし、意外と目立つ髪の毛をなかなか吸い取りにくいのも難点です。また、赤ちゃんのいらっしゃるご家庭だと、音がうるさくて赤ちゃんが眠っているところを起こしてしまう事もあります。フローリングでの掃除機の使用は、ほこり対策や手軽さからいえば、あまりおすすめでないようにも思えます。
しかし、ハウスダスト対策にフローリングに掃除機がダメという事はありません。そこで、掃除機を使用するときの上手なかけ方をご紹介します。
◆邪魔になる物は片付けておく
掃除機を掛ける前に片付けをしましょう。邪魔になるものをどかしながらしていると効率が悪いばかりでなく、ホコリを立ててしまいます。必ず部屋の片づけ、整理整頓して掃除機がけの邪魔になるものはどかしておいてから行いましょう。机の上など一時的に動かせばOKです。
◆エアコンの電源は消しておく
エアコンも部屋のほこりを舞い散らかす要因の一つです。エアコンをつけたまま清掃しますと、フローリング床ではほこりやハウスダスト等を撹拌してしまうので必ず電源を切ってから行いましょう。
◆換気扇・空気清浄機を使用する
掃除をかけるときは窓を開けて換気しながら行うのが基本ですが、冬場の北海道の寒さや悪天候で大変だったり、花粉・PM2.5等のアレルギーを部屋の中に入れてしまう心配もあります。その際は換気扇を回すか、空気清浄機を強運転させながら掃除機するようにしましょう。
◆大きなほこりを先に取る
掃除機がけをする前に床に溜まった大まかな目立つほこりや髪の毛をドライタイプのフローリングワイパーで取り除いておくのがコツです。(ウェットタイプでは、ほこりが湿ってこびりつきの原因になってしまいます)
必ず一方方向に動かすし、表面のほこりやゴミ、髪の毛等だけをとるつもりでササッと行います。大体のほこり取りができましたら、フローリング床の溝の小さなゴミや塵・部屋の隅などワイパーでは取れない箇所を掃除機で吸い取ります。
◆部屋の奥から掃除機をかける
奥から入り口に向かって、フローリングの目に沿うようにかけます。隅々まで掃除機をかけ、入り口まで来たら完了。こうすることで、キレイになったフローリングに対して掃除機の排気がされ、ほこりの舞い上がりが抑えられます。また、ホコリは上から下へと落ちていきますので、掃除も家具の上など高いところからはじめて、最後に下のほうにあるフローリングなどを掃除しましょう。
◆ほこりがたまる場所を重点的に掃除する
フローリングの部屋は、風に乗って部屋の隅にほこりが集まります。部屋の四隅を意識的に掃除機がけすると、より多くのゴミが取れます。また、ベッドや家電の下など、隠れて見えないスペースもほこりがいっぱいなので、毎日でなくても、定期的に気づいたら掃除してみましょう。
【まとめ】
いかがでしょうか?
毎日掃除するのは大変…と思っている方でも、少しの工夫でずいぶんラクにすることができます!日々疲れて休みたい気持ちもあると思いますので、効率的に掃除をして時短に結び付けましょう。