リビングを日本語でいえば居間のこと。家族が集まり団欒するためのスペースであり、テレビを観たり会話を楽しんだりするだけではなく、食事も済ませてしまうのは日本独特の文化かもしれません。
家族が集まるリビングテーブルに合う一生ものの椅子を揃えておけば、おのずと皆が集まり話も進むことでしょう。この記事では、そんなご家族にぴったりの椅子をご紹介します。
① 統一感が出せるカンディハウスの椅子で開放的な空間を演出
大きめのリビングテーブルに合わせるなら、サイズ的にも色的にもテーブルと馴染みがいい椅子を置くと統一感を演出することができます。カンディハウスのWING LUX LD アームチェアーなら、大人が座っても子供が座っても違和感のないデザインなのが特徴的。座面や背もたれの角度や厚みも心地良いですよ。
【WING LUX LD アームチェアー】
素材: 北海道ナラ、ウォルナット
サイズ:巾630 奥540 高710(H:745) 座高405(H:440) 肘高610(H:645) 重8.0
WING LUXのデザインは、鳥の羽をイメージして作られたもので椅子1つにも解放感を感じることができます。高度かつ精巧な技術だからこそ実現できた背もたれ、アーム、脚はディティールにもこだわっているのです。
一見するとふくよかに見えるものの、背もたれから脚までのラインにシャープさも感じられ、とてもおしゃれな椅子に仕上がっています。座面のカバーを交換できる点は、お子様のいるご家庭には嬉しい配慮ですね。
ソファ型椅子も選択肢の1つに
また、以下のようにソファ型のリビングチェアを置くのも素敵です。2人掛けの椅子なら、夫婦あるいは親子揃っておしゃべりしたり映画を観たりと、リラックスして過ごすことができます。
【YUKAR リビング アームチェアー】
素材: 北海道ナラ
サイズ:巾1030 奥905 高760 座高405 肘高450
英国王室芸術協会によりロイヤルデザイナーの称号を受けた深澤直人によるデザインです。現在は多摩美術大学統合デザイン学科の教授として活躍する一方、日本民藝館の館長としても活動しています。
② コサインの椅子ならシンプルで洗練された雰囲気を作り出す
リビングダイニング用として使うことも考えるなら、コサインのフォルクチェアがお勧めです。食事どきは家族がおのずと集まり自然と会話が始まる場なので、サッと座れて心地良く長居できる椅子があるといいですね。
【フォルク チェア】
素材: メープル、ウォルナット
サイズ:幅45×奥行44.5×高さ74.5(座面高:43)cm
とてもシンプルなデザインですが、凛としたたたずまいが非常におしゃれです。削り出しの背板や丸脚は無垢材を使用しているからこそ可能になったかたち。時間の経過とともに椅子も家族の一員として馴染んでいくことでしょう。
スツールを置けばいつでも会話が始まる
お子様が帰宅されると同時に「今日学校でこんなことがあった!」と話し出すことは日常茶飯事。そんなとき、スツールを1つリビングに置いておけば、サッと腰かけてお子様の話に耳を傾けてあげることができます。どんなタイミングでも家族との会話が続くためのアイテムになりますよ。
【フォルク スツール】
素材: メープル、ウォルナット
サイズ:幅38×奥行38×高さ43cm
無垢材だからこその触り心地は使い込むほどに愛着が湧いてくるでしょう。スツールというシンプルなアイテムだからこそ、リビングにぬくもりの場を提供してくれるでしょう。
③ メーベルトーコーのスタイリッシュな椅子なシンプルなリビングテーブルでもマッチ
HUG ARMCHAIR(ハグ アームチェア)に使われている木肌はホワイトアッシュとよばれるものです。元になる木は硬く耐久性があることから、家具だけではなく野球のバットやボートのオール、楽器としても人気のある素材です。
椅子はひじ掛けの有無によって快適性が大きく変わってくるのですが、隣席との間隔の方が重視されることからあまり見かけることはありません。しかし、ハグアームチェアなら、ひじ掛けは隣席を邪魔しないサイズと形状に工夫されていますし、全体的にスリムな印象を与えるためとてもスタイリッシュに見える点が魅力的です。
【HUG ARM CHAIR】
素材:ホワイトアッシュ、一部ウォールナット
サイズ:W584 D499 H771 SH424 mm
スリムな形状のひじ掛けが特徴的なHUG ARM CHAIRですが、自然な丸みを帯びるよう磨き上げられていますし、見た目にも優しく使い心地も良い椅子になっています。ついぶつかってしまっても、けがをしたり痛みを感じたりすることがないよう配慮されているので、お子様や年配の方にも安心してお使いいただけます。
音楽をたしなむご家族にはハーフチェアを
かつて楽器の習い事といえばピアノが主体でしたが、昨今では楽器のバリエーションも非常に豊かです。ホルンなどの管楽器からチェロなどの弦楽器にいたるまで、その種類も様々。
親御様が音楽をたしなむケースもありますし、お子様が習い事として楽器に触れるケースも珍しくはありません。そんなときにお勧めしたいのが、座面の奥行が通常の半分になっているhalf chair op.1です。
【half chair op.1】
素材:ワイトアッシュ、オーク、ウォールナット
サイズ:W489 D340 H704 mm
座面が半分しかないため一見すると座りにくそうに思えますが、実は音楽家からの評価がとても高い椅子なのです。姿勢を正すことを目的として作られた椅子で、製作時のイメージが「チェロ奏者が演奏している姿」であることにも納得がいきます。
楽器を演奏するときは、椅子に深く腰掛けることはあまりなく、椅子の前面に座って背筋を伸ばすことが一般的です。ご家族が楽器を演奏される際の専用椅子としても、お子様の姿勢を整えるための椅子としても、リビングに置いておきたいアイテムだといえます。
ぜひ揃えておきたい「家族の時間を豊かにする椅子」
家のなかで家族が自然と集まる場所がリビングやダイニングでしょう。そして、集まった家族がゆったりと会話を楽しむためのアイテムが椅子なのです。
椅子が心地良くなければ、姿勢を変えたり頻繁に立ったりして落ち着かない気持ちになってしまいます。結果としてゆったりと家族の時間を過ごす心の余裕が削られてしまいかねません。だからこそご紹介したカンディハウスやコサイン、メーベルトーコーといった質の高い旭川家具を取り入れて、時間を豊かなものにすることはとても大切だといえます。
この記事で挙げた椅子はどれも、無垢材を使ったナチュラルな製品でありながら洗練されたデザインが特徴的な一生ものの家具です。リビングチェアやリビングテーブルを揃えて調和のとれた空間をぜひ楽しんでいただきたいと思います。
紹介してきた椅子に合う、リビングテーブルはこちらをご覧ください。