素材やデザイン、サイズに細かいこだわりを詰めた理想の家具を作ることができるのが特注家具の魅力です。
空間に最適の家具を配置することができるのが特注家具のメリットですが、特注家具を製作する業者に依頼して打ち合わせをする必要があります。完成までの工程にある程度の時間と手間がかかる点は留意しておきましょう。
せっかく時間や手間をかけて作る特注家具は、後悔のないものにしたいですよね。
今回は旭川木工センターが、納得のいく特注家具を作るコツや業者選びのポイントを解説します。ぜひ、特注家具を作る際の参考にしてください。
Contents
特注家具を作る主な流れ
特注家具の業者に依頼してから実際に使用できるようになるまでの主な流れを解説します。
①問い合わせ・相談
お問い合わせ後、特注したい家具の配置サイズや機能、デザイン、インテリアのプランを相談することから行います。
特注家具の業者は、どのような空間にしたいか、どのような素材を選べばいいかなどの細かな悩みを含めて要望を聴きとり、要望に沿ったデザインを作成します。
②大まかなデザインの作成・見積
打ち合わせを行ったのち、サイズや機能、デザインの要望を踏まえて大まかなデザイン案を作成し、それをもとに金額の見積もりを算出します。
③設計・製造
素材やサイズ、デザインの要望をもとに設計を行います。
設置するスペースに最適なサイズになるよう調整し、理想の設計が完成したのちにプロの職人による製造の過程に移ります。
④配送・施工
完成品を配送し、配置場所への設置・施工を行います。
工事が必要な家具は内装業者との相談が必要になりますが、すぐに使用できる状態までのサポートに対応します。
⑤アフターフォロー
納品後、使用していて気になる箇所があったり長く使用していて故障が出た場合にメンテナンスや修繕などのアフターフォローを行います。
特注家具を作る際のコツ
特注家具を依頼して作る上で、意識することでより満足のいく特注家具ができるコツを紹介します。
用途を明確にしておく
特注家具の用途をはっきりさせておくと、業者に要望が伝わりやすく打ち合わせを円滑に進めることができます。
棚や収納を特注する場合は、何を置いたり収納するかを明確にさせることで必要な段数や容量を大まかに計算することができます。
他の家具で代替できる場合もあるので、どの範囲まで機能をカバーするかを決定さえておくことで特注家具のイメージをはっきりさせることができるでしょう。
予算を決めておく
特注家具は、既製の家具よりも大きな費用がかかります。
細かなこだわりを反映させることができるのが特注家具なので、要望が多くなったり細かくなることで費用も大きくなります。
あらかじめ予算を設定しておくことで素材やデザインなどの細かいポイントに折り合いをつけることができるので、後悔なく設計・製作に移行することができるでしょう。
配置場所のサイズを細かく計算する
どの場所にどの家具を配置するかで空間の印象は大きく変わってきます。
特注家具を作る際に、配置する場所と必要なスペースを細かく計算することで、イメージした通りの空間を実現できます。
デザインの方向性を固めておく
家具のデザインひとつで空間の印象は大きく異なります。
部屋全体のインテリアのテイストをはっきりさせておくと特注家具のデザインも定まり、違和感なく空間に馴染む特注家具を作ることができます。
特注家具を安心して依頼できる業者選びのポイント
ネットで探しても特注家具を作ってくれる業者はたくさんあり、選択肢の多さからどこを選んで良いか分からなくなってしまう人も多いのではないでしょうか。安心して依頼できる業者を見分けるためのポイントを紹介します。
腕のある職人が多い・最新の技術を取り入れている
木材加工や家具製作の経験が豊富な匠の腕をもつ職人が多く在籍している業者は、難しいデザインや素材にも対応できるため、より満足のいく特注家具を作ることができるでしょう。
家具製造に使用する設備や機器においても同様であり、最新で高い機能を持つ機器を導入している業者であれば、より質の高い特注家具を作ることが可能です。
全国からの受注に対応している
拠点を構えている地域だけなく全国からの受注に対応している業者の多くは、規模の大きい人数や工場で営業しており、長い歴史と実績を持っています。
全国へ特注家具を製作している実績がある業者には安心して依頼することができるでしょう。
施設や店舗への納品実績が多い
公共施設や店舗で使用される什器や家具は、既製の家具ではなく特注するケースが多いです。
病院や学校などの施設や飲食店などの店舗が依頼する特注家具の多くは、大きなサイズや特徴的な造形を求められるので、高いクオリティが必要とされます。
このような理由から、個人宅だけでなく施設や店舗への製作実例が多い業者を選ぶことで質の高い特注家具を作ることができるでしょう。
施工やアフターフォローまで対応している
設計や製造から配送まではほとんど全ての業者が対応していますが、施工・設置やアフターフォローまでのサービスについては業者によって差があります。
アフターフォローに対応している業者を選ぶことで、使用してから少し調整したい場合や、メンテナンスや修繕が必要となる場面にも困ることはないでしょう。
納得のいく特注家具づくりのためにできること
今回紹介したように特注家具を作るうえで気を付けたいポイントはいくつかありますが、何よりも業者選びにこだわることが納得のいく特注家具づくりを実現することができるでしょう。
匠の腕を持つ家具職人が在籍し全国への納品実績を持つ業者であれば、予算や機能やサイズなどの悩みについても打ち合わせで細かに相談することができ、納得のいく特注家具を作ることができます。
特注家具を作ろうと考えている場合は、まず特注家具を専門で取り扱う業者を調べて、
安心して特注家具を依頼できる業者を選ぶことをおすすめします。
1994年創業の実績と信頼。東京のホテルやラウンジの特注依頼も多数手がける北海道メーカー「ウッドパーツ」
1994年創業のウッドパーツは、全国各地への製作実績があり、見積・設計・制作・配送・施工・アフターフォローまで一貫した対応が可能です。
本社と大型工場のある旭川と、営業所と工場のある東京の2つの拠点により製造から設置据付まで全国対応が可能となっています。
一級建築士やインテリアコーディネーターの資格を持つ職人が多数在籍。最新の木工機械を備えているため高い精度が求められる製品提供も可能です。
実際に全国からゼネコンや設計事務所をはじめ異業種の方々が見学に訪れ、当社の家具の品質やこだわりに共感していただき、たくさんのご依頼・受注をいただいております。
特注家具を検討している方は特注家具についてのお悩みや気になる点があれば、ぜひ一度お問い合わせください。
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