
本や小物などを入れておくことができる棚。そんな棚には、実はたくさんの種類があることをご存知でしょうか。
今回は、全部で9種類ある棚の名称と特徴を詳しくご紹介します。それぞれの棚の特徴を知って、お家の収納をすっきりさせましょう。
①シェルフ

シェルフとは、棚板のところにものを載せられる収納家具のことをいいます。基本的には、前面に扉がないオープンな造りになっているのが特徴です。シェルフは大きく分けて、ブックシェルフ、オープンシェルフ、ウォールシェルフ、ブロックシェルフの4つの種類があります。
②ラック

ラックとは、ものを掛けたり、置いたりすることができる家具のことです。棚だけではなく、台という意味も持っています。ラックの中でも一般的に普及しているのが、アルミやステンレスなどのスチールラックです。
③キャビネット

キャビネットとは、箱の形をした収納家具のことです。もともとキャビネットという言葉は、貴重品を保存するための小部屋を意味するものでしたが、のちに家具のことを意味するようになったという歴史があります。
④サイドボード

サイドボードとは、背の低い収納棚のことです。もともと食器を入れるのに使用されていた家具のひとつで、ダイニングテーブルのそばで使われていたことからサイドボードと呼ばれるようになったといいます。また、天板には食器や料理を置くことも可能です。
⑤リビングボード

リビングボードとは、名前のとおりリビングに置かれている収納家具のことです。本や雑貨などの小物からDVDデッキ・レコーダーなどを置くのに用いられるほか、飾り棚として使われることもあります。
⑥キッチンボード

キッチンボードとは、名前のとおり食器や調理器具などを収納するキッチンに置く収納家具のことです。サイドボードよりも背が高いのが特徴で、食器類などの収納力に優れています。
⑦チェスト・タンス

チェストとは、引き出しのついている長方形の収納家具のことをいいます。日本では、タンスと呼ばれることも多いです。特に決まっているわけではありませんが、一般的に衣類や小物などを収納するために使われます。
⑧壁面収納

壁面収納とは、天井から床までの空間を無駄なく利用できる収納家具のことです。基本的には、壁を利用して設置するため、部屋の広さを有効活用できるので大容量の収納場所を確保することができます。
⑨本棚

本棚とは、その名のとおり冊子本を収納することを目的とした収納家具のことです。天板と底板の間に数段の棚が設置されていて、そこに本や書類などを陳列させます。扉がついていないものが一般的ですが、最近は扉つきの本棚も販売されています。
まとめ
今回は、旭川家具を半世紀以上取り扱ってきた旭川木工センターが収納できる9種類の棚についてご紹介しました。
棚を買うときは、まず何を置くものとして使うかを考えることが大切です。また、棚の種類によって特徴も機能も違うので、それらもしっかりと確認するようにしましょう。
棚の大きさによっては、部屋に置けない可能性も出てくることがあります。そのため、購入前にはどれくらいの幅・高さの棚なら置けるかを知っておくことが大切です。