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家具木工用語辞典

2019年11月20日(水)

木工とは-木材を加工する大工、工匠[日本の技術がかなりのレベル]

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木工(もっこう)とは、木材を加工を施す制作技術や大工、工匠を指す。制作範囲の幅も広く家庭の家具や子供のおもちゃから家屋の建築・修理などをこなします。

金属加工をする金工と対比される事もあります。

 

ほとんどの場合、木材を切り、木材を削り、木材に穴を開け、木材にホゾを付けて、木材同士を嵌め合わるなどの工程が多く、これらを制御し精緻な組み合わせで完成させる技法が多くを占めます。

 

設計図作成、図面の読み方、木材の性質、木工機械の扱い、加工、組立、仕上げなど初歩的な技術はもちろん、高度な知識と技術を習得してる事が求められます。

 

木工加工技法は、数千年の歴史があり、日本には他の国にはない緻密で独特な、世界で高水準の技術体系があります。

 

技術進化

現代の技術進化などにより木工の分野は変化しました。コンピュータ制御のよる工作機械の登場により、大量生産、複製生産を早くかつ効率的に行うことができるようになりました。 

 

コンピュータ制御で木材に緻密な彫刻、看板なども製作できます。また、充電式工具により、多くの製作をよりは早く身体の負担を軽くすることが可能になりました。

 

しかし、熟練の職人による高度な木工は、手作り作品は家具や芸術作品は人気があり、製作効率と費用から、販売価格は高価になります。