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家具木工用語辞典

2019年01月23日(水)

柿渋塗装とは「柿を使った古来から家具や床などに使われていた塗料」

旭川木工センター


柿渋塗装(かきしぶとそう)とは、柿を原料とした塗装方法です。

防虫、防腐、抗菌、素材の強化などに効果はありますが化学塗料ほどの効果は見込めません。臭気もあるため、いつからか柿渋塗装は姿をみなくなりましたが、自然志向の高まりや臭気を抑えた柿渋も開発され、最近は見る機会が増えました。

 

材料
未熟の柿から、発酵後2~5年熟成させた濃褐色の塗料です。子供やペットのいる家庭にも安心な自然素材から作られる塗料で時間の経過や何度も塗り重ねることで、骨董品のような深い味わいが出てきます。

用途
古来から日本の家具や床などに使われていた塗料で、防虫防腐効果や耐水性に優れています。溶剤が入っていないので、シックハウス症候群の対策としても注目されています。

独特な匂いがありますが、塗装後10日程経つと自然と無くなります。柿渋が使えるのは木材だけでなく、和紙や布などにも使えます。

魅力
経年変化したビンテージな雰囲気。和を強く感じる柿渋です。一度塗り、二度塗りと重ねていくと色が濃くなる上に、時間経過によっても味わい深い色へと変化していくという面白さがあります。
直接雨が当たるような場所はあまりつかいません。

 

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