昔ながらの庭園や店先の路地に、腰掛として長年使われてきた「縁台」。最近ではなかなかお目にかからなくなってしまいましたが、和風テイストや和モダンの住宅ではぜひ置いてみたいものです。
今回は、縁台について、そしてインテリアとして使えるオススメの縁台ベンチをご紹介します。
日本の風情ある縁台を現代的な家でもオシャレに使ってみましょう。
始まりは江戸時代!日本の風情を感じる縁台とは?
縁台とは、家の庭や路地に置かれている木製の腰掛けの椅子のことを言います。
大人が2人で掛けて丁度いいくらいのサイズが一般的で、現代ではベンチと言い表せるでしょう。
縁台は、江戸時代には一般化しており、浮世絵などでも使われているほど流通していました。
雪が降らない地域の家の特徴として、夏に涼む場所となる「縁側」がありますが、これらがない家に置くことで縁側の役割を担う、という意味でも縁台という言葉が使われています。
縁台には魅力がいっぱい!3つの主な使い方
1.庭の休憩スペースに!
こちらは本来の縁台と同じような使い方ですが、現代でも大いに活躍します!
庭に置いて毎日手をかけている野菜やお花などの植物を眺めながらゆったりとした時間を過ごすこともできるでしょう。
家族で夜空をのんびり眺めながら晩酌も楽しそうですね。
2.植物のディスプレイに!
人が腰掛けたり、動物が日向ぼっこするイメージが強い縁台ですが、植物のディスプレイにも有効です。
使わなくなった縁台にオシャレにディスプレイすればアンティーク調のプランターに。
縁台に乗せているので植物をまとめて移動することもできますし、日にも当てやすいので植物も人間も嬉しい場所ですね♪
3.玄関の靴収納や靴の脱ぎ履きに!
玄関先に縁台を置いておけば、年配の方が靴を履くのに腰掛けたりもできますし、縁台の下にスッキリを靴を収納しておくこともできます!
お気に入りの靴を並べてオシャレなディスプレイのように並べて上級者インテリアにも挑戦してみてはいかがでしょう?
憧れの旭川家具で和風を極める!縁台やベンチの紹介
先述してきたように、縁台は外で使う印象ですが、庭が狭かったり、外で家具を管理するのがイヤな方もいるでしょう。
そんなときはベンチなどの長椅子を用意することで家の中でも縁台のように楽しむことができます!
ハカマ ダイニングベンチ
堂々と立つ武士の「袴」姿にインスピレーションを受けたダイニングベンチ。凛とした力強いデザインが特徴です。
一見シンプルでありながら足元のデザインに存在感があるので、リビングのような広い空間に奥だけで、オブジェとしても強い印象を与えるでしょう。
カンディハウス
〒079-8509 旭川市永山北2条6丁目1
TEL:0166-47-9911
URL:https://www.condehouse.co.jp/
リビングベンチ
板座のまま使ったり、お気に入りのクッションなどで自由にアレンジも可能です。
板座にすることで座るだけではなく、コーヒーテーブルの代わりとして使えるので一つで二役!
家族みんなが集まってそれぞれ好きなことをできる空間が生まれそうですね。
KOHSHIスツール
座面の格子状のデザインが和の空間じ馴染みます。
背板が付いていない分スッキリとしたシルエットですので、サイドテーブルやプランターディスプレイとしてもオシャレに使いこなせそうです。
Cosine(コサイン)
〒079-8453 旭川市永山北3条6丁目2-26
TEL:0166-47-0123
URL:https://www.cosine.com/
MUKUベンチ
直線を美しく引き出したシンプルでありながらもうっとりとしてしまうようなフォルム。丁寧に磨き上げた座面は上品なツヤを持ち、無垢板の魅力を最大限に引き出します。
色は、淡く清々しいメープルやウォールナットの重厚でシックな雰囲気を醸せるものまで様々ですのでインテリアに合った色合いをお楽しみいただけるでしょう。
MUKU工房
〒079-8453 旭川市永山北3条6丁目3-22
TEL:0166-73-6947
URL:https://www.mukukoubou.com/
まとめ
今回は、縁台について、そして室内で縁台としても楽しめる旭川家具をご紹介してきました。このように時代と共に縁台は多様化して日常に溶け込めるようになってきています。日本の風情を日常で感じたい方は、是非参考にしてみてください。
1966年に誕生した「旭川木工センター」は、国内・海外を問わず有名な“家具のまち”旭川を支え続ける一流の10社の家具メーカーや建築資材の企業が集まっています。
旭川木工センターではこの他にも空間を彩る家具を多数ご用意しております。旭川家具の魅力溢れる家具を是非ご覧ください。
もっと椅子の種類を知りたい方はこちら
【家具辞典】何種類知ってる?30種類以上もある椅子大全