スツールとは、椅子の中でも「背もたれやアームがないもの」のこと。
キッチンやリビングなどで短時間座りたい場面で使う、という本来の使い方のほかにも「ディスプレイラック」「ちょっとした置き場」「サイドテーブル」などといった形で、使い方が無限大の便利なアイテムです。
今回は、旭川木工センターの組合員さんが手がけるスツールの数々をご紹介します。それぞれの「ココに欲しい」というニーズに合うスツールにきっと出会えるはずです。
オススメのスツール12選
早速ですがオススメのスツールを見ていきましょう！
①ビーンズスツール【コサイン】
ビーンズという名前の通り、豆のような楕円形の天板と、丸く型取られた脚はどこか可愛らしく優しい印象を与えます。
座面には細かい溝が掘られており、デザイン性が高いだけでなく滑り止めとしても活躍。一つ一つやすりで丁寧に仕上げているので、滑らかな手触りをお楽しみいただけます。
幅は43cmと見た目以上のゆとりがあり、物置・椅子両方の役割を持つサイドテーブルとしても使えて、利用シーンを選ばないスツールとして使うことが出来ます。
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②ウェッジスツール（WEDGE STOOL）【メーベルトーコー】
微妙に湾曲した座面が絶妙にフィット。シンプルなデザインながら、座るのにちょうどいい大きさになっているスツールです。角材の脚で安定感も抜群で安心。
5種類の銘木から選ぶことができるため、リビングの来客用、キッチンの休憩用など様々な空間の雰囲気に合わせたコーディネートが楽しめます。
ウレタン塗装により、汚れが気になる場所でも使いやすくなっています。
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③クラスト スツール【カンディハウス】
デザイン性を求めるならカンディハウスさんがおすすめ。こちらはロンドンを拠点とするデザインユニット「Raw-Edges」が、旭川のものづくりを体感したことにより生まれたスツールとなっています。
左右非対称で目を引く洗練されたデザインで、部屋のどこに置いたとしても存在感を放ってくれます。こちらのほかにもハイタイプのご用意もあり、リビングやキッチンなどでの利用も可能。
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④パラペリスツール(PALAPELI STOOL)【メーベルトーコー】
ポップな色合いと、円・三角形・四角形の形の組み合わせがパズルのような可愛らしいスツールです。
子ども向けの椅子ですが、見た目がおしゃれでディスプレイラックにもできてしまうデザイン性の高さは、様々な場所に生かせそうですよね。
子どもだけでなく大人も使いたくなる可愛らしさは、女性にプレゼントしても喜んでもらえるかもしれません。
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⑤KOHSHIスツール【コサイン】
木材が格子状に組まれているのが特徴的なスツールです。
フラットで座面が広いのでサイドテーブルとしても使いやすく、「障子」を思わせる雰囲気は和テイストの空間にも違和感なくおさまってくれます。光が当たると床に格子状に影ができ、幻想的な雰囲気を演出してくれることでしょう。
椅子・サイドテーブル・シェルフなど、見た目以上に活躍の幅が広く、デザインを選ばないと浮いてしまう和室でも違和感なく使うことができます。
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⑥ジングウ リビング スツール【カンディハウス】
“建築に溶け込む”をテーマに、細部まで装飾的な要素をそぎ落とした「ジングウ」シリーズのスツールです。
今までのカンディハウスさんでは見られなかった、シンプルながら「大人な表情を見せる」スツールは、シックに統一したい空間やオフィシャルな場も浮くことなくおさまってくれます。
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⑦エントランススツール【コサイン】
スペースが限られる玄関向けの「コンパクトな」スツールです。
上がり框（玄関の段差）よりも高さがあれば、靴を履くときや、手荷物を置きたいときなどの動作もスムーズで動きやすくなります。このエントランススツールを一つ置けば、過ごしやすい玄関になることでしょう。
日本の伝統的なデザインである「反り」と「起り（むくり）」を生かしたシルエットはオブジェとしても楽しむことができます。
ただそこに置いてあるだけなのに美しい、そんなスツールを探している方にはオススメです。
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⑧KAKUスツール【メーベルトーコー】
ビスやネジを一切使うことなく仕上げたメーベルトーコーさんのKAKUスツールは、職人の手によって一つ一つ丁寧に作り上げられています。
程よい大きさで持ち運びもしやすく、無垢材のオーク・ウォルナットの温かみある雰囲気は、おうちに一つあれば玄関・リビング・キッチン、2階の自室や寝室とどこでも使いやすいスツールです。
シンプルなデザインながら、ビスやネジを1本も使わないという職人のこだわりが詰まったスツール、あなたの家庭でも使ってみませんか？
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⑨ソリ スツール【カンディハウス】
カンディハウスさんの「ソリ スツール」は、名前の通り雪の上を走る「ソリ」のようなデザインが特徴です。”リビング空間を軽快に移動する”という想いが込められ、今にも動き出しそうな躍動感のあるデザインに仕上がっています。
適度に前傾した座面は、座った時に太ももに圧迫感を感じにくく、しっかりした張地なので、椅子に座った時の脚置きにもぴったりです。
ヨーロッパを思わせる上品なスツールに座り、ゆりかごのように揺られながら読書を楽しみたい。そんな方にオススメのスツールです。
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⑩ネストスツール【コサイン】
大きさ違いの、入れ子式の3個組スツールです。
座った時のサイズが合うものは「椅子」に、空間に合わせた組み合わせてインテリアを飾る「ディスプレイラック」としての使うなど、利用シーンは様々です。
使わないときは省スペースに収納でき、場所も取りません。意匠にもなっている「あられ組み」により強度を保っています。
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⑪ライナス リビング スツール【カンディハウス】
カンディハウスさんでも人気が高く、デザイナー「スチウレ・エング氏」が考える美しい曲線を高度な成型技術で表現した「ライナス」シリーズのスツールです。
シリーズのコンセプトを表現した特徴的な曲線がある脚部は、材木を薄く何層にも重ねて成形された高度な技術により強度のある曲線美を演出し、座面は底つき感なくしっかりしたつくりで、補助椅子にも使いやすいアイテムとなっています。
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⑫赤い帽子のキッチンスツール【コサイン】
特徴的な可愛らしい赤色の座面と、長い脚部、床摺りのついた「ちょい掛け」スツールです。3次曲面の床摺りは、体の傾きに合わせて動くようになっており、座りやすくて便利です。
名前通りのキッチンだけでなく、リビング、書斎など様々なお部屋で使えます。軽量で、座面の裏には指を掛ける手彫りも彫りこんでいますので持ち運びも楽々。
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まとめ：旭川木工センターの組合員さんが手掛けるスツールを取り入れてみませんか
こちらでご紹介したのは、旭川木工センターに所属する組合員さんによるスツールの数々でした。様々な用途や希望に合うようなアイテムばかりで、見ているだけで「あの場所に合うかも」「そういえば、ここに欲しかったかも」なんてアイデアが膨らんできますよね。
上質で細部まで凝った職人さんたちの技術は、ご紹介したスツールの様々な家具にも生かされています。旭川家具を通して、組合員さん達のこだわりや想いにぜひ触れてほしいと思っています。
今回ご紹介した旭川家具メーカー
| コサイン | 1988年創業。家族の団らんを彩る“木の生活道具”をつくり続けている。ロングセラーの「ドレスラック」などがある。 |
|---|---|
| メーベルトーコー | 1972年創業。「突き板」を使った創造性豊かなデザインを得意とする。ヨーロッパのデザイン賞受賞「SORAHE」などがある。 |
| カンディハウス | 家具職人・デザイナーである長原 實（ながはら みのる）氏が1968年に創業。「ルントオムスツール」などが代名詞的存在。 |
