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家具辞典

2020年04月20日(月)

【簡単DIY】初心者でも出来る!自作テーブルの作り方と良質な無垢材の素材をご紹介します!

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最近流行りのDIY。テーブルが欲しいけど買うのはちょっと…という方は自分で作ってみませんか?

 

自作すると聞くと「大変では!?」と思ってしまうものですが、実は…めちゃくちゃ簡単に作ることが出来るのです。

 

基本的な作業は天板を用意してデスクの脚を取り付けるだけ。材料さえ揃っていれば1時間もあればできちゃいます。

 

今回は簡単なDIYでのテーブルの作り方と、天板や脚などのパーツに関する情報をご紹介します!

 

 

【天板を調達】

まずは使用する天板の素材を決めます。天板のサイズによって全体の寸法が決まります。テーブルは、天板という板によって全体の寸法が決まります。天板が大きければBBQや大家族でも活用できるテーブルとなり、逆に小さなものですと少人数で使うテーブルということです。

素材には無垢材がおすすめです。無垢材とは、合板や集成材ではなく、使用する形状で丸太から切り出した木材です。天然木本来の風合いや肌さわりの感覚を残す木材で、呼吸する木材とも言われるほど、室内の湿度を調整する働きもあります。

 

 

無垢材や集成材の木材がおすすめ

 

上坂木材株式会社

 

上坂木材のポプラ無垢材の記事はコチラ

 

無垢材で出来た家具のイメージはコチラ

 

無垢材の種類・特徴はコチラ

 

集成材・製材・合板はコチラ

 

東邦木材株式会社

 

 

一枚板より見た目の劣ると言われる集成材ですがメリットもあります。それは湿度変化による反りや伸縮が少ないことです。

 

 

【天板に紙やすりを掛けてオイルを塗る】

天板を調達したら、無塗装でいきなり組み立て初めても良いのですが、一手間加えてオイルを塗りましょう。撥水や防汚効果のあるオイルであれば、飲み物や食べ物のちょっとした汚れもある程度防げます。

 

濃い色に着色したい方は濃いめの色を選びましょう。また、オイルを塗る前にサンドペーパーで磨いてあげることで、オイル塗装のムラができにくくなります。

 

ヤスリがけをして表面に毛羽立ちがなくなり均一感が出たらいよいよオイル塗装に入りたい所ですが…その前にもう一手間!!

 

ドレッサーという木工用金ヤスリのようなもので、机の角を少しだけ丸く(面取り)してあげます。

 

ペーパー掛けと面取りを終えたらここでオイル塗装を行なっていきます。

 

【調達したデスクのアイアン脚を付ける】

テーブル脚の今回おすすめは以下のもの。

https://item.rakuten.co.jp/kaguto/tbk-50sp-bk/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_101_0_0

 

アイアン脚っぽい見た目ですが、厳密にはアイアン(鉄)ではなくスチール。質感は遠くから見る分には正直違いがほとんど分からないですし、軽い。そしてアイアンの1/3ぐらいの値段で買えるので安いのも良い所!

 

脚を止めるためのネジは、頭が広く・ねじ込み側がフラットになっているトラスタッピングビスというのを使います。脚に付属しているビスがあり、それが天板を突き抜けない長さならそれを利用してください。

 

電動ドライバーだけはどうしても必要な工具ですが、トリガーを引くだけで脚が付けられます。節約できる時間を考えると確実に元が取れるでしょう。これぐらいの作業なら安いドリルドライバーで十分対応可能です。このあと、同じようにデスク脚を3本取り付けて完成。

 

DIYデスク完成】

針葉樹のテーブルは柔らかいので傷とか付きやすいですが、合板や突板みたいに表面上の飾りじゃなく、中まで木なので傷付いてもあまり目立たず味と言える痕になります。カッコ良く言うと、傷も一緒の時間を過ごしてきた自分の成長の印になるのです。

 

一方、広葉樹は硬くて重厚感があります。ですが、価格は少し張ります。

 

予算によって、そして自分の拘りや気に入った木目や色の天板を選ぶと良いですね!樹種が違うだけでデスクの雰囲気もかなり変わってきます。

 

DIYテーブルを作成する費用面は、天板の大きさにもよりますが、おおむね3,000円~数万円ほどで自作できます。既製品よりも低価格で好みのテーブルを作れますので、作りたい形がイメージできている場合にはおすすめの工作となるでしょう。電動ドライバーがあれば特に難しい作業もないので、ぜひ作ってみてみましょう!仕事用や家庭用、BBQなどのアウトドア用として自作するのも良いですね!