収納スペースが少なくて片付けが大変…
スペースはあるけど、ちょうど良い大きさの棚が見つからない…
棚は欲しいけど、費用が…
という方々におすすめは、自分で好きなサイズの棚を作ってしまうことです!
リビングや部屋の空きスペースにちょうど良い大きさで作ることが出来、スペースを活用することと、収納が増やせるというメリットがあります。
今回は簡単なDIYでの棚を作る流れと、パーツに関する情報をご紹介します!
【設計図を書く】
まずは漠然とどんな棚が作りたいかという事をイメージします。実際に絵に書いてみると、イメージを具体化しやすくなります。イメージが固まったら、置くスペース、棚に設置するもの、中に収納したいものを考慮して大きさを決めます。設計図には各パーツの寸法をきちんと書き込みます。
ポイントは、詳細な設計図は必要ありませんが、棚の各パーツの寸法などはきちんと記載しましょう。これは材料を購入の際に必要な量を正確に把握し、途中で不足したり、最終的に余ってしまったりというミスを防ぐ事にも役立ちます。
【材料を購入、切り出す】
設計図に基づいて材料を購入し、切り出していきます。素材には無垢材がおすすめです。無垢材とは、合板や集成材ではなく、使用する形状で丸太から切り出した木材です。天然木本来の風合いや肌さわりの感覚を残す木材で、月日とともに経年変化の味わいを感じることもできます。また、呼吸する木材とも言われるほど、室内の湿度を調整する働きもあります。必要な材料からできるだけ無駄なく切り出せるよう、材料を購入します。
切断面はできるだけまっすぐに切ります。これは組み合わせの精度にも大きく影響してきます。ハンドソーや丸ノコを使うなどして、木口が垂直になるように注意して材料を切ります。
【塗装する】
そのままの無垢な色合いも魅力的ですが、防腐効果や一段上の自作DIY棚を目指すためにも、塗装を行う事をおすすめします。
1つは、汚れを防ぐ効果があるため。2つ目は、木目を強調し木の魅力を引き出すためです。
まずは塗料の吸い込みを良くするために、表面を紙ヤスリで研磨します。触り心地が良くなるだけでなく、塗装による色のムラを防ぐ効果もあります。サンダーを持っていれば、この作業を短縮する事ができます。研磨が終わったら刷毛を使って塗料を塗り、しっかりと乾燥させます。
塗装は必ず2回塗りを行います。1回塗りでは、なかなか塗料の色の深みを出すことはできません。重ね塗りを行うときは、前に塗った塗料が完全に乾いてから2回目の塗りを行います。
塗料には、自然塗料であるオスモカラーがおすすめ。化学物質が含まれておらず、子どもやペットが居る家では安全性が高いこちらを使用しましょう。
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【組み立てる】
下側の固定は横からドリルで下穴を開けて、ビスを打って繋げます。同様に、天板も固定していきます。
ここで、天板は綺麗に見せる為にビスの跡や穴を残したくないという場合には、ダボ継ぎという手法もおすすめです。ダボ継ぎは、繋ぎたい板の双方に穴を開けて木ダボという木片で繋ぐ手法です。表面からは繋いだ様子が全く見えない為、美しい仕上がりになります。
その後、設計図に合わせて棚板や引き出しを取り付けていきます。
【DIY棚完成】
最後に、持ち家であれば家の壁に固定するのも良し、賃貸であれば所定の位置に置いて完成!市販で購入するより、安く仕上げられたのではないでしょうか?
子どもが居れば、一緒に作ってくれるかもしれませんし、片付けもしっかりするようになるのでは…と思います。
家族みんなが満足できるようなものが作れれば嬉しい限りですね!