受注したくてもできない……そんな歯がゆい思いをしていませんか?
「せっかくの大口案件が来たのに、複雑な加工が必要で対応できない」
「人工大理石や特殊な金物・ガラスの加工が必要でカバーしきれない」
「自社の強みを活かせる仕事がとれない」
「図面を引ける人がいなくて困っている」
「引き受けたい仕事があるが納期が間に合いそうにない」
「仕事をもっと取りたいが人手が足りなさすぎる」
問題の根本は「人手不足」。ものづくり業界が好循環の波にのるには?
経済産業省の2017年12月の調査によると、製造業の94%以上の企業が人手不足に直面しています。
いま、特注家具・木工に携わる多くの企業が、【受注に対応できない】という問題を抱えていますが、この問題を集約すると、つまるところ「人手不足」の問題に行き当たります。人手不足は、次のような負の循環を生み出してしまうのです。
【人がいない→納期の余裕がなくなる→受けれる仕事の数が減る→利益が減る→設備導入資金を確保できない→さらに受けれる仕事の幅が狭まる→給料が増えない→忙しいのに給料が低い→不満が高まる→若手が他業種に流出する→さらに人材不足になる→さらに仕事を受けれなくなる→さらに利益が減る→設備導入の資金を確保できない→高齢化した職人が引退する→技術が継承されない→会社の培ったノウハウが消失する→事業運営が困難になる】
とくに、特注家具や造作木工は、クライアントの要望を汲み取って柔軟に対応する技術と知識が不可欠です。にもかかわらず、人手が足りない…。いま全国の家具・木工に携わる企業が、このような深刻な問題を抱えているのです。
どうすれば、日本全国の木工業界が元気になるのか? わたしたちウッドパーツはそのための解決策を考えました。
人手が足りないなら協力し合う。「横のつながりの強化」で事業基盤の安定化を。
この負の循環から抜け出すには、「人手不足」を解消すること。これが大前提です。
機械による効率化は工数を削減してくれますが、設備投資は、コスト回収の目途がついていなければ非常にリスキーです。すでに負の循環に陥ってしまっている企業からすると、現実的な解決策とは言い難い状況です。
ではどうやって「人手不足」を解消すればよいのでしょうか。方法はいたってシンプルで、受注した仕事を同業者と分業するのです。不得意な作業は他にまかせて、自社の得意とする仕事に集中することで、少ない人員でも成果を最大化させることができます。
具体的には次のような方法です。
「せっかくの大口の案件が来たのに、複雑な加工が必要で自社では対応できない」
→できる工程に集中して、難しい部分は5軸CNC加工のある同業者にまかせる!
「人工大理石や特殊な金物・ガラスの加工が必要でカバーしきれない」
→得意な工程は自社で、他は特殊加工が得意な同業者にまかせる!
「自社の強みを活かせる仕事がとれない」
→自社が特化する作業を選択し、他は同業者にまかせる!
「図面を引ける人がいなくて困っている」
→図面は同業者にまかせて自社は製作に集中する!
「引き受けたい仕事があるが納期が間に合いそうにない」
→短納期でも高クオリティの納品実績のある同業者に胸を借りる!
「仕事をもっと取りたいが人手が足りなさすぎる」
→見積からアフターフォローまで一気通貫サポートできる同業者と連携して事業の可能性を広げる!
家具や建具の「製作協力サポート」は、あなたの「ここさえ誰かに頼めれば……」という悩みを一挙に解決できます。
雇用の維持、経営の安定化、事業の持続化のためにも、ウッドパーツでは同業者の皆様と双方にとってメリットのある共存関係を構築いたしたく考えております。まずはぜひ一度、ご相談ください。
製作協力サポート6つの効用
ウッドパーツの製作協力サポートは、人材不足の解消を通じて、増益経営に貢献します。
①人件費を据え置きで粗利が増える
ウッドパーツと連携する最大のメリットは、固定費(人件費)をそのままに純利益を増やせるという点です。
「人がいないならば人を増やせばいい」と言うは易しですが、そもそも前提として、人件費をカバーするだけの利益を確保していなければなりません。
人がいないから仕事を増やせない、仕事を増やせないから利益がでない……という負の循環から抜け出すには、まずはコスト一定のまま純利益を増やすのが理想です。ウッドパーツと連携すれば、その理想に一気に近づくことができます。
②設備投資ゼロ円のノーリスクで1億円の最新加工技術の恩恵を受けられる
ウッドパーツは5軸CNCルーターをはじめ、20台を越える加工マシンを有しております。複雑な加工もおまかせください。特注家具だけでなく、異素材を使った店舗什器や、照明付きショーケースも対応可能です。
これまで「うちの設備では対応できない……」と逃していた大口案件も、ウッドパーツと連携すれば、堂々と受注できるようになります。つまり、一度の受注で客単価が大幅に上がり、一年の利益率をアップさせることも可能ということです。
③資本蓄積が安定するため本当に必要な設備や技術に投資できる
もし「不得意なことはすべてウッドパーツにまかせられる」としたら、あなたは組織をどうしていきたいですか?
経営はなんといっても“選択と集中”がカギです。自社が得意とする分野に思い切り集中できるようになれば、設備投資の優先順位もつけやすくなり、投資効率も上がります。
ウッドパーツと連携し、安定した受注体制を確立できれば、経営計画上の目標や戦略に説得力が増します。これまで諦めていた設備投資のチャンスがぐっと広がりますよ。
④全国で活躍の場を見出せるので、長年培った技術が埋もれずに済む
ものづくりの技術は、専門化すればするほど卓越していきます。しかしその技術を必要とする人に届けなければ、活かすことができません。
地域密着の木工事業者は、その限定性ゆえに、「自社の技術はもう必要とされていないかもしれない」とネガティブに考えがちですが、あなたの技術を必要とするクライアントが全国にたくさんいるかもしれません。
ウッドパーツは沖縄から北海道まで幅広いエリアに顧客がいますので、連携することで、新しい見込客を見つけるチャンスがあります。先代から受け継いだその技術を、次の世代に継承していくためにも、わたしたちと一緒に連携しませんか?
⑤地元の人手不足問題を解消しつつ、地域密着型事業の基盤を強化できる
地元地域に根差した木工事業者は、人口が都市部に集中してしまうために、やはり雇用の面で苦戦してしまいます。地域密着型で事業を盛り立てようにも、肝心の働き手を確保できなければ、それも難しくなるでしょう。
ウッドパーツは、連携を通じてあなたの「地元地域での採用がうまくいかない」という当面の問題を解決いたします。連携しているあいだに「儲かる事業」へと育成すれば、Uターン帰郷した若者の関心を刺激でき、若手獲得のチャンスが広がります。
⑥高齢の熟練者から若手への技術継承がスムーズになり、会社の寿命が伸びる
会社の存続は「若手」がカギです。若手を増やし、育成することで、組織が若返り、イキイキと新しいことにチャレンジできるようになります。事実、ものづくりに憧れる若者はたくさんいます。
しかしものづくりの世界で「儲からない」「夢を見せられない」という現状が、若手獲得のチャンスを小さくしているのではないでしょうか。ウッドパーツとの事業連携は、増益経営だけでなく、全国の同業者が100年企業を目指すための基盤強化に貢献できると信じております。
ウッドパーツの強み
短納期で高クオリティの納品実績
ウッドパーツは1994年の創業以来、多種多様で複雑な特注製品を多数手掛けてまいりました。他社が「この図面でその納期は間に合わない」とサジを投げてしまう難しい案件に果敢に挑戦し、熟練家具職人、建具職人たちが、短納期でもクオリティの高い製品を納めてた自信があります。
全国各地よりゼネコンから設計事務所、異業種の方々が工場見学に訪れ、当社の機械設備、製作中の家具をご覧になり、「ウッドパーツクオリティ」に共感して頂き、たくさんのご依頼・受注を頂いております。
複雑化するデザインに対応できる熟練の技術と知識
5軸制御CNCルーターとの融合により、高度な技術と精度が求められる製品を提供することができます。
しかしその部材を組み上げるのも、最終的には人の手の熟練技術が必要です。それができるのは、常に臨機応変にアイデアと技術が求められる現場を経験してきた熟練職人です。一つひとつの現場が、失敗の許されない真剣勝負。だからこそウッドパーツの職人は磨かれてきたのです。
同業者サポートは、そんなウッドパーツの蓄積してきた技術・経験・ノウハウをフル活用し、共存関係を構築するご提案です。
製作協力サポートの内容
ウッドパーツの製作協力サポートは具体的に次のような内容です。
製作しきれない分だけの家具・建具・什器・造作木工等を弊社が請け負います。
「まかせたい仕事をウッドパーツに依頼する」がイメージしやすいかと思います。どんな作業でもかまいませんので、まずはお気軽にご相談ください。「今後こういう案件がきたときは連携できるか?」という事前相談も大歓迎です。
見積・製図・製作・出荷・取付・アフターフォローまで一貫した体制でサポートします。
ウッドパーツは見積からアフターフォローまで完結するワンストップ体制を得意としております(全国対応)。単純に「製作」だけでなく、その前後のステップにおいても全面的に協力いたします。「製図担当者が退職してしまった」という緊急事態のときもぜひご相談ください。
ご相談から連携までの具体的な流れ
「人手さえ足りれば……」「設備さえ整っていれば……」という方、ぜひ一度、ご相談ください。
まずは一度、下記よりご連絡ください。各社それぞれ事情が異なりますので、連携の取り方は様々だと思います。ウッドパーツはあなたのご要望に最大限寄り添い、増益経営に貢献できるように最善の方法をご提案いたします。
0166-49-6685 メールフォーム ウッドパーツ公式サイト