こんにちは！旭川家具メーカーや木工プロ集団が集まる「旭川木工センター」です。今回のテーマは、特注家具づくりに欠かせない木工機械である「NC工作機械」。非常に高価ですが、精密で複雑な加工をスイスイとこなしてくれる優等生です。

この記事では、NC工作機械の基本的な定義・役割・特徴をはじめ、導入を検討している方のために、NC工作機械の導入コストを下げる方法についても紹介します。その提案をしてくれるのが、われらが旭川木工センターの仲間である「ウッドパーツ」さんです。果たしてその方法とは！？ 気になる方は、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

NC工作機械の定義

わかりやすくいうとNC工作機械とは、数値を制御して作業動作をコントロールするマシンのことです。NCの頭文字は「Numerically Control」で、「数値制御」を意味します。人の手で作業するよりも精密な動きができるため、複雑な加工が必要な作業では非常に重宝します。

もともとNC工作機械は半世紀以上前にアメリカで誕生したものでした。1950年代のことです。第二次世界大戦のころに、複雑な加工で使用する治工具を効率よく生産するために元祖が生まれたといわれています。

“数値を制御”と聞くと、コンピューターで数値を入力するイメージがわきますが、当時は巨大な電卓機械のようなマシンで、紙テープやパンチカードを使って数値制御していました。

現在では、コンピューターによる数値制御が一般的になったため、NC工作機械は、CNC (Computerized Numerical Control) 工作機械と呼ばれるようになりました。

①安定した仕上がりで量産できる

複雑な工程ほど、品質にばらつきが生じやすくなります。複雑な部品をたくさんつくるほど、そのリスクが高まります。NC工作機械なら加工精度を一定に保ちながら、効率的に生産できるようになります。

②スタッフの安全を確保できる

NC工作機械が加工作業を担ってくれますので、作業員がケガをするリスクを低下できます。ただし加工作業中に巻き込まれないように細心の注意は必須です。

NC工作機械の注意点

①プログラム開発が必要

ある程度の簡単な加工なら、制御パネルに数値を入力するだけで問題はないのですが、それこそ5軸の数値定義が必要な複雑加工の場合、CAMやCADなどのソフトを使ってプログラム開発しなければなりません。とくにCNC工作機械を扱うなら、木工職人だけでなく、NCプログラムができるIT人材が必要です。

②設備投資コストが高い

現代のNC工作機械といえば、たいていはCNC工作機械を指します。CNC工作機械を導入するコストは、マシンにもよりますが、1億円規模に及ぶことも十分に想定範囲です。たとえばウッドパーツさんは、5軸CNC工作機械を導入する際、そのための建物も別に用意しました。それだけ大規模なマシンなので

す。

NC工作機械の導入コストを下げるために「NC工作機械を保有する同業者との連携」も視野に入れませんか

NC工作機械もといCNC工作機械は、先述したように、非常に設備投資コストが大きいものです。導入するリスクが高いため、二の足を踏んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで一つ、提案があります。それがウッドパーツさんの「特注家具・建具の製作協力」です。

5軸CNCルーターをはじめ、20台を越える加工マシンを有するウッドパーツさんは、現在「特注家具・建具の製作協力」に力を入れています。

複雑な加工に対応できない、工作機械の導入をためらっている、というお困りごとのある同業者の方をサポートして、全国の木工業者のために役立ちたいという想い――それがウッドパーツさんの想いです。

もしウッドパーツさんの「特注家具・建具の製作協力」を利用すれば、あなたに次のようなメリットがあります。

もしもCNC工作機械の導入を迷っているなら、ぜひ一度、ウッドパーツさんにご相談してみてはいかがでしょうか。

複雑な加工が必要な案件は、ウッドパーツさんにまかせて、自社が得意とする作業に集中する。こうした受注した仕事を同業者と分業するというやり方なら、コストをあげずに客単価をアップさせることもできるかもしれませんよ。

「人手さえ足りれば……」「設備さえ整っていれば……」という方、ぜひ一度、ご相談くださいね。

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