木に関わる木材のお仕事・集成材とは?集成材事業のご紹介

木に関わる木材のお仕事・集成材とは?集成材事業のご紹介

「普段、何気に目の当たりにするあの木が並んだ見た目のテーブル・階段。どうやって作られているんだろう。」

こんなふとした疑問を抱いたことはありませんか?

それは実は、集成材というものからできているんです。

今回は、集成材とは何か?集成材はどう作られているのか?また、集成材からどうやってテーブルや階段などが作られているのか?

もしも、「いつも見るあのオシャレなテーブルなどの家具ってどうやってできているんだろう」と思った方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

予想できなかった方法で作られているかもしれません。

ボイラー・乾燥部門~集成材のはじめ~

ボイラー・乾燥部門~集成材のはじめ~

木材の乾燥の仕方は、工場から排出される木屑を燃料としてボイラーに入れ、火をボイラーの釜に焚くやり方です。出てきた蒸気の熱で木材は乾燥されます。

寒い冬には、暖房としても活用できるんです。これには、1日2トン以上もの水が使われています。

木材乾燥は、車3台分の乾燥釜を15機。約10~20日間、乾燥をしています。

この人工的な乾燥のやり方には、ボイラー1級技士・木材乾燥士の資格が必須です。

生産部~集成材の生産~

生産部~集成材の生産~

乾燥が終了した木材は、まずは決まった幅に機械でのカットです。その後、集成材になり得る材料の生産のために、木材に割れや節がないか手作業で1本づつ検品します。

これが完了したら、次はいよいよフリー板階段部材巾木枠材カウンター等の集成材の製作です。

カットした木材を縦接ぎ加工。圧力を加え糊で接着。このような手順でお客様に提供する集成材を作っていきます。

加工部門~集成材の加工 仕上げ~

加工部門~集成材の加工 仕上げ~

集成材が製作できたら、注文に応じた寸法の厚み・幅への機械での削り作業です。様々な住宅や施設の階段手すりに加工。無垢材を使用したテーブルも作成されます。

また、2016年に導入した”3次元NCルーター”で、ねじれや螺旋等の高度加工も行っています。

この作業が終了し、そして最終確認後、ペーパーやすり、ベルトサンダーで細かい傷の仕上げ作業です。

そして最後に、耐衝撃のためにビニールと段ボールで梱包。これで無事にお客様の元にお届けできるようになりました。

まとめ

今回は、「集成材ができるまで」を紹介しました。

普段、何も気にせず目の当たりにしていたあの、木が沢山並んだようなテーブルや階段。

特別な資格を保有している人たちが時間をかけて生み出していたんです。

集成材についてもっと知りたい方は、ぜひこちらも見てみてください。
上坂木材 集成材事業部­

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