無垢材の魅力について何度かお伝えしてきました。
無垢材のメリット、デメリット–縮む、膨らむ、温かい、調湿作用
無垢材は、1本の樹木からとれる繋ぎ目のない木材のことを言い、製品として加工されてからも呼吸し続ける木材です。
今回はそんな無垢材を使用した木製ドアをご紹介したいと思います。
意外?!無垢材のドアは断熱性に優れている
断熱だったらアルミやスチール等のドアの方がいいのでは?と思うかもしれませんが実は木製のドアの方が断熱性に優れているんです。
意外かもしれませんが、寒さが厳しい北欧の家などの玄関ドアは、実は木製が多いんです。
例えば、木材の熱伝導率は、アルミに比べて約1200分の1なんです。
ピンとこないかもしれませんが、ダウンジャケットやセーターを思い浮かべてください。羽毛100%のダウンジャケット、ウール100%のセーターがなぜ暖かいのかわかりますか?
理由は、断熱効果は材料中に動きの無い空気を作ることによって得られます。
ダウンジャケットやセーターも、羽毛や毛が絡み合いその隙間に動かない空気が作り出されるからなんです。
木材も同様に、無数の細胞と呼ばれる組織から成り立ち、ダウンジャケットやセーター同様に、その細胞内の空隙に動きの無い空気を作り出すため、断熱性が高くなります。
アルミやスチールではできないことですよね。
冬暖かいだけじゃない!夏は涼しい無垢材のドア
無垢材は断熱性に優れているとお伝えしましたが、無垢材の良さはそれだけではないんです。
無垢材は実は、蒸し暑い夏の間は湿気を吸収してくれ、暑さを和らげてくれます。そして調湿効果と言って、吸収した湿気は、乾燥している冬に吐き出してくれんですね。
これも、木の持つ生命力無垢材ならではなんです。
通販でも人気の木製ドア
今や通販で買えないものはない、という時代。玄関ドアや室内ドアも例外ではありません。
では通販でどんなドアが人気なのか、というと
やはり木製のドア。
毎日触れるドアですから、やはりぬくもりが感じられる素材が人気なのかもしれませんね。
木製のドアは傷がついても修繕可能ですし、経年変化を楽しむことができます。
年数を重ねれば重ねるほど、お手入れをすればするほど、深みを増し味わいが出てくるのが木製のドア、無垢材のドアの魅力です。
いかかですか?
リフォームや家を新築する時などの参考にしてみてくださいね!
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