建築で曲線美の代表といえばガウディがあげられると思います。
直線を一切使用しない建築、「カラ・ミサ」はその最たる作品かもしれません。
出典:wikipedia
ガウディの建築に人々が心を奪われるのは、理屈なしに曲線美に惹かれる人の性なのかもしれません。
今回は、旭川木工センターで曲線美を生み出す匠達を紹介したいと思います。
原木から切り出さすダイナミックな曲線美 上坂木材株式会社
上坂木材株式会社は、オーダーメイドの家具や什器(日常生活用の器具)を制作しています。
特記すべきことは、素材にこだわり、大小問わず、原木の美しい部分を切り出し、木本来の美しさを作品という形で創りだすします。
また、小さな材を無駄にしないことをモットーにしており、木屑は紙会社で使うチップなど、エコロジーに配慮している会社でもあります。
そんな上坂木材株式会社の最近の曲線美はこちら。
完成品ではありませんが、流れるような曲線のこれらのパーツがどのように活かされるのか想像するだけで心が湧きたちます。
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こちらは完成品。 曲線の重なりが非常に美しいです。
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曲線美を贅沢にあしらったチェア カンディハウス
同じく旭川木工センターに拠するカンディハウス。
ものづくりへの挑戦を重ねることで培われた、手仕事とテクノロジーの高度な融合美を創り出します。
そんなカンディハウスの座るだけで優美になれそうなのがこちらのバルカ ラックス ラウンジチェアー。
日常生活に曲線美を取り込む コサイン
コサインは旭川だけでなく、札幌、東京青山にショップを構える家具製造会社です。
ウォルナット材の上質感をいかしたcosine collection(コサインコレクション)は、デザイナーと職人が取り組む技の極み、匠を持って作った造形性の高い生活道具として人気があります。
そのコレクションのなかでも、このダストボックス。
180度の半円がつなぎ目なくきれいな曲線を描いているのがお分かりいただけるでしょうか?
人の心にやすらぎと安心を与えてくれる曲線。
時間に追われる現代だからこそ、心をほっとさせてくれる曲線美を、いつも使う小物や椅子にとりいれてみるのはいかがでしょうか?
今回紹介した企業: