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家具の選び方

2023年08月25日(金)

ロッキングチェアで後悔する理由は?腰に悪いのは本当?快適に使うコツについて解説します。

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ロッキングチェアで後悔する理由は?腰に悪いのは本当?快適に使うコツについて解説します。

「ロッキングチェアに座るのは腰に悪いって本当?」

「ロッキングチェアを部屋に置いてみたいけど、後悔しないか不安…」

ロッキングチェアは使い方次第で、暮らしの幅を広げてくれる実用的な椅子です。

ただし、あまり考えずに買うと後悔するケースも考えられるので注意しなければいけません。

今回は、国産家具のECショップを展開するMUKU工房が、ロッキングチェアで後悔しないためのポイントや、腰を悪くすることとの関係について解説します。

ぜひ、インテリア作りの参考にご覧ください。

ロッキングチェアは腰に悪いわけではない

ロッキングチェアが腰痛の原因として取り上げられることが度々ありますが、実はロッキングチェアの構造が直接的に人の腰を痛めることありません。

人が椅子で腰を痛める原因は、「座りすぎ」による背骨への影響であり、ロッキングチェアの構造自体に特別な問題があるわけではありません。

むしろロッキングチェアは、正しい座り方をすれば長時間座っても疲れない姿勢を保つことができる、休息用の椅子なのです。

ロッキングチェアで後悔する理由4つ

ロッキングチェアは心身をリラックスすることのできる休息用の椅子であり、つい多くのメリットに注目してしまうかと思います。

しかし、ロッキングチェアを買って後悔するケースもいくつか想定されます。

後悔する理由として、以下の4つが考えられます。

  • 床が傷つく
  • 置く場所に困る
  • 結局あまり使わない
  • 背もたれの角度が想定と違った

それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。

①床が傷つく

欧米で生まれた当時、ロッキングチェアはもともと、屋内ではなく庭で使用するのが一般的でした。

脚のしたに付いているカーブ状の台木は基本的に硬さがあり、屋内で使用するとフローリングなどの床材を傷つけてしまうおそれがあります。

②置く場所に困る

ソファやダイニングチェアと違い、ロッキングチェアは所定の位置がない家具です。

また、サイズも大きく、前後に揺れるスペースも確保しなければいけない特徴もあります。

そのため、あらかじめ置く場所を決めておかないと、意外と置くスペースがなく困ってしまうことも。

最終的によく分からないスペースに置いて部屋の印象が悪くなってしまうおそれもあります。

④結局あまり使わない

ロッキングチェアは購入時、目的やイメージをはっきりさせていないことが原因で、あまり使わなくなる可能性も考えられます。

ロッキングチェアのような椅子は、これといった目的やイメージがないと使用する機会はほとんどなくなってしまうのです。

⑤背もたれの角度が想定と違った

ロッキングチェアの意外な盲点が「背もたれの角度」です。

背もたれの角度によって、体重を預けたときの傾き度合いが変わります。

想定よりも傾いたり、あるいは傾きが足りないことで、イメージしていた使い方ができずに後悔するパターンも考えられるでしょう。

ロッキングチェアで後悔しない選び方

ロッキングチェアで後悔しないための、選び方のポイントを見ていきましょう。

使う目的やシーンをしっかりとイメージする

家で過ごす時、「座る」という行為に関しては、ソファやダイニングチェアがあれば十分間に合います。

ロッキングチェアのように優先順位が低い家具は、明確な目的やイメージを持っていないと使用機会が徐々になくなってしまうおそれがあるのです。

ここで大事なポイントは、「使う目的やシーンを明確にイメージすること」です。

読書や映画鑑賞を楽しむ、1人の時間に心身を休息させるなど、目的をイメージして選ぶことで結局使わなくなることを防ぐことができます。

また、窓際やリビングなど、使用するスペース・使用するシーンをイメージして選ぶことで、どこに置けばいいか分からなくなることも防ぐことができるでしょう。

部屋のインテリアにデザインを合わせる

ロッキングチェアは独特なフォルムを持ち、存在感の強い家具です。

そのため部屋のインテリアテイストに合わないロッキングチェアを選ぶことで、部屋全体がちぐはぐした違和感のある空間になるおそれがあります。

ロッキングチェアを部屋にうまく馴染ませるためには、部屋のインテリアの方向性を決めて、それに合わせたものを選ぶといいでしょう。

ロッキングチェアの使い方の例

実際にロッキングチェアを使用するシーンを、実例とともに見ていきましょう。

リビング

リビングの一角にロッキングチェアをメインに置くスペースを作ることで、暮らしの幅を広げることができます。

読書をしたり休憩したりなど、軽く腰を下ろすことができるスペースは、意外と生活に役立ちます。

リビング

書斎

本棚のある書斎のスペースにロッキングチェアを置くことで、より書斎らしい空間を作ることができます。

本棚から本を手にとってそのまま腰を下ろしてじっくり読書ができるロッキングチェアは、読書家の人にとっては嬉しいスペースです。

書斎

ロッキングチェアが向いている人の特徴

部屋にロッキングチェアを置いたら、より生活が豊かになるような人の特徴をご紹介します。

もっとインテリアにこだわりたい

現状のインテリアにまだ満足していない人・もっとインテリアにこだわりたい人にとって、ロッキングチェアはおすすめのアイテムです。

ロッキングチェアは特徴的な造形をしているため、部屋に置いているだけでも存在感があります。オブジェのように目立たせるのもいいかもしれません。

また、空いているスペースに座る場所を作ることは、空間の視覚的なバランスを良くすることにもつながります。

自分のための特別感のあるスペースがほしい

リビングソファやダイニングテーブルなど、家族やパートナーと過ごすスペース以外に、1人でくつろげる自分だけのスペースがほしい人は多いと思います。

そのような人にもロッキングチェアはおすすめの家具です。

自分だけの時間を過ごせるだけでなく、存在感のあるロッキングチェアはその場所に特別感を与えてくれるメリットもあります。

ロッキングチェアのおすすめ5選

最後に、旭川家具のロッキングチェアを5つご紹介します。

リキ ロッカー/カンディハウス
リキ ロッカー/カンディハウス


ソリ ロッカー/カンディハウス
ソリ ロッカー/カンディハウス


グラスホッパー ロッキングチェア/匠工芸
グラスホッパー ロッキングチェア/匠工芸


ウィーヴ ロッキングチェア/匠工芸
ウィーヴ ロッキングチェア/匠工芸


ウッドペッカー ロッキングチェア/匠工芸
ウッドペッカー ロッキングチェア/匠工芸


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