こんにちは!旭川家具・木工のプロ集団、旭川木工センターです。
みなさん、「技能五輪全国大会」をご存じですか?技能五輪全国大会は、国内の青年技能者(原則23歳以下)を対象に、40種をこえる競技で技能を競い合う伝統ある大会のことです。日本初のオリンピックが開催される前年の1963年(昭和38年)に東京でスタートし、いまでは「国内最大規模の技能競技と職業観教育の祭典」として知られています。
技能五輪全国大会の種目は全42種
機械系(9職種)
機械組立て、プラスチック金型、精密機器組立て、機械製図、旋盤、フライス盤、試作モデル製作、自動車工、時計修理
金属系(5職種)
構造物鉄工、電気溶接、自動車板金、曲げ板金、車体塗装
建設・建築系(10職種)
タイル張り、配管、石工、左官、家具、建具、建築大工、造園、冷凍空調技術、とび
電子技術系(5職種):
メカトロニクス、電子機器組立て、電工、工場電気設備、移動式ロボット
情報通信系(3職種):
IT ネットワークシステム管理、情報ネットワーク施工、ウェブデザイン
サービス・ファッション系(10職種)
貴金属装身具、フラワー装飾、美容、理容、洋裁、洋菓子製造、西洋料理、和裁、日本料理、レストランサービス
技能五輪の木工分野
旭川木工センターの人たちも、技能五輪に出場しています。旭川木工センターはなんといっても木工関係の競技!以下に、一部の競技を抜粋して紹介します。
家具の競技内容
競技時間:2日/11時間。
机や椅子の「脚部」、タンスや本棚などの「箱部」、「蓋および引き出し部」で構成された木製家具を、スピーディーかつ丁寧に製作し、技能を競います。ただつくるだけでなく、引き出しや戸棚がスムーズに動作するのかも問われるため、非常に高い能力が要求されます。
木の特徴や加工に関する、もてる限りの知識を駆使して、自分のベストを出し切る。時間という制約のなかで懸命に木と向き合う職人の姿は……かっこいい!
詳しい資料はこちら建具の競技内容
競技時間:2日/12時間。
細かく複雑な工程の多い建具競技。あらかじめ会場に用意された素材を用いて課題を作製し、ミリ単位の精度を競います。評価対象は、仕上がり・寸法精度・胴付き・ねじれ・矩手。
詳しい資料はこちら第61回の技能五輪全国大会「家具」部門で小野竜平さん(ウッドパーツ)が銅賞に!
令和5年11月18~19日の2日間、愛知県の愛知県国際展示場にて開催された第61回技能五輪全国大会。
そこで旭川木工センターの組合員さんである株式会社ウッドパーツさんから、家具部門で銅賞の入賞者が誕生!期待のルーキー、小野竜平さんです!