温かみがある無垢材のテーブルって素敵ですよね。でも毎日の食事で汚すのが心配、とくに油染みはついてしまうと落ちないのではと気になる方も多いのではないでしょうか。
でも大丈夫、無垢材のテーブルについてしまった油染みは自分でも落とす方法はあるんです。今回は油染みを落とす方法を3つご紹介いたします。
一番おススメ!オレンジオイルで油染みを落とす
まず油染みを落とすのに試してほしいのは「オレンジオイル」です。
オレンジオイルとは名前のとおりオレンジから抽出したオイルで、おもな成分「リモネン」が油染みを落とすのに効果を発揮します。
オレンジオイルのなかでも「ハワード オレンジオイル」は通販で人気があり、基本的にほとんどの木製品に使えます。1本140mlが¥1,400前後で買えるのでお財布にも優しく経済的ですよね。
オレンジオイルは汚れ落とし以外にも、使い方がとってもカンタンなところがおススメです。
- 固くしぼった布で表面の汚れをふき取る
- オレンジオイルをきれいな布に含ませて、木目にそって多めに塗っていく
- オイルが乾かないうちに、別の乾いたきれいな布でオイルをしっかりふき取る
- べたつきがなくなるまで半日くらい乾かす
オレンジオイルはシミの部分だけでなく、テーブル全体に塗ることでシミを落としながらテーブルにツヤだしも出来るので一石二鳥ですよ。
ためす価値あり!水性クリーナーワックスで落とす
ホームセンターでよく目にする「水性クリーナーワックス」もテーブルの油染み落としに使えます。使い方は製品によってスプレーや薄めて使うものなどさまざまありますので、使用方法を確認してから使うようにしましょう。
「Arbor水性クリーナーワックス」は水、ココナッツ油、パーム油など天然原料のみを使用した水性クリーナーワックスです。油汚れに効果があり2~5倍に薄めて油染み部分をふいていきます。
ただし1リットル4,860円と高めで量も多いため、フローリングも一緒にお手入れする場合に購入するとよいでしょう。
ガンコな油染みはサンドペーパーでけずり落とす!
オレンジオイルや水性クリーナーワックスでも落ちない油染みはサンドペーパーで根こそぎけずり落としましょう。
サンドペーパーで落とす方法は少しコツがいりますが、汚れをしっかり落とせて表面もなめらかな仕上がりになるので、買って何年も経つ無垢材テーブルのメンテナンスとしてもチャレンジする価値はあります。
用意するもの
- サンドペーパー#240、#320、#400(番号が小さいほど表面がザラザラしており、大きくなるにつれ細かくなります)
- ブロックまたは木片(サンドペーパーを巻きつけて使うので、手に持ちやすいもの)
- 家具用オイル
- きれいな布 2枚
- ブロックに巻きつけた#240のサンドペーパーでテーブルの汚れをこすり落とす。
・テーブル全体をこすって下さい。汚れ部分だけこすると周りの色と合わなくなります。
・かならず木目にそってこすって下さい。
・サンドペーパーが目詰まりしたら新しいものに交換して下さい。
- #240で汚れが落ちたら#320→#400の順番でテーブル全体をこする。サンドペーパーは番号を小さいものから大きい順にかけることで、テーブル表面をなめらかに仕上げます。
- きれいな布に家具用オイルを含ませテーブルに塗る。塗り終わったら別の布でオイルをふき取る。
油染みなんて気にしない、無垢材テーブルを囲んでいっぱい楽しい思い出を作ろう!
無垢材の油染みもキチンと落とせることがわかれば安心ですよね。
汚すのがイヤだからって神経質にならなくても大丈夫、食べこぼしも気にせずみんなでテーブルを囲んでいっぱい食べて笑って楽しんで下さいね。
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