新居に引っ越して新しく購入した家具も、次第に傷がついていくものです。
小さな子供がいたらなおさら色んな傷や汚れが出てしまいますね。
そんな傷を家にあるもので目立たなくする方法を試してみました。
ヤスリを使用
①粗めのヤスリで削る。
②細かめのヤスリで削る。
③オイルを塗っていく。
シンプルな流れで、誰でも簡単に補修できます。
まずは、粗めのヤスリで天板を削っていきます。
ヤスリがけの際には、傷部分のみを削るのではなく、
周りを含めて広くヤスリがけを行うと、周りとの差がなくなり、きれいに仕上がります。
その後、細かめのヤスリを使用し、表面をなめらかにしていきます。
ここで表面のオイルが取れた状態になったので、オイル塗装をします。
メンテナンス用のオイルをまんべんなく塗っていきます。
あとは、オイルが乾くまで5時間ほど待ち、天板を軽く乾拭きしておくと、
べたつきもなく気持ちよく使えます。
【家にあるもので代用】
家にあるもので目立たなくする方法もあるので、ご紹介いたします。
〇オリーブオイル
〇お酢
こちらを1:1の割合で混ぜて傷口に塗り込むというものです。
このオリーブオイルとお酢を混ぜたものを傷口に垂らして丸めたキッチンペーパーで塗り込んでいきます。
もちろん傷はえぐれているので根本的には直っていないのですが、かなりの変化が表れます。
塗り込んだ後は乾いた布などでオイルを拭き取って終了です。
お酢が入っていますので若干酸っぱい匂いがしますが、拭き取れば直ぐに匂いは無くなります。
この方法は木目に出来た傷口にお酢とオリーブオイルを塗り込んでニスのような役割を果たし、
周りと馴染ませて目立たなくする方法です。
よって木製以外には使えないのでご注意下さい。
また、傷を目立たなくするものであり、完全に傷が消えるものではありませんので、そこも理解しておいた方が良いと思います。
木製家具は、汚れや傷のケアは欠かせません。
使用されている木材、そして傷のタイプに合った正しい方法でお手入れを行い、
長く愛用していってあげましょう。
家具お手入れ辞典もくじ
・家具職人が教える 木製家具を長く使うためのメンテナンス方法をご紹介
・これで問題解決!木製家具のマジックやクレヨンの汚れを落とす方法!
・困った!!木製家具の汚れがひどい際のお手入れ方法まとめ!!
・木製家具の傷はなくなります!!意外と知らないビックリ補修方法!!
これからも家具のお手入れ方法をどんどんご紹介していきます。
家具お手入れ辞典はこちらをご覧ください。