ソファーを購入する際に最も重要視するところはどのようなところでしょうか?
サイズや色、素材、座り心地など、自身の家・部屋に合ったソファーを探すと思います。しかし、たくさんの種類の中から選ぶのは迷ってしまう…
そんな方々へ、今回は『失敗のしないソファーの選び方』についてご紹介していきたいと思います。
ソファーの種類もたくさんあるので、こちらも参考に!
【家具辞典】 なんと20種類!インテリア好きなら知っておきたいソファの種類
【ソファー1人分の幅は?】
ソファーでくつろぐために必要な座面幅は一般的に1人あたり60cm前後。1人掛けなら60cm前後、2人掛けなら60cm×2+ヒジ置きの幅が必要です。この幅より狭いと、ソファーに座ったときに窮屈さを感じてしまいます。
カタログに記載のあるソファーのサイズは、基本的に「内寸(ソファー内側のサイズ)」ではなく「外寸(ソファー外側のサイズ)」です。内寸だと1人60cmが必要ですが、外寸だとこれにヒジ置きの幅を含める必要があります。
外寸を含めた寸法で言うと、
1人掛けソファ:幅60~90cm
2人掛けソファ:幅110~160cm
3人掛けソファ:幅165~200cm
が目安となります。
生活スタイルや座り方によっては、「使用人数は2人だけど、3人掛けソファーが座りやすかった」ということもよくあります。「2人で使うから、2人掛けが最適!」というわけではないのです。普段の生活スタイルから自分にあった幅を考えてみましょう。
【ソファーの奥行きは?】
ソファーの奥行きは、座面(内寸)50〜55cm、外寸80cmが必要です。これより狭いと、背もたれが直角になったり、深く座ったときや横に寝そべったときにソファーから体がはみ出てしまい、くつろぎにくくなります。
体格差がある家族は、一番大きい人に合わせて奥行きを選びましょう。小柄な人は、背にクッションをあてて調整すればOKです。
ソファーで横になりたい、読書したい、食事したい、座ってPC作業をしたい、子どもと遊びたいなど、やりたいことに合わせたサイズにしましょう。
【ソファーの高さは?】
ソファーの高さは、①座面の高さ ②背もたれの高さ の2つがあります。
座面の高さは、テレビが見やすい高さや、テーブルと併用してPC作業がしやすい高さなどを考慮して選んでみると良いでしょう。
背もたれの高さは、お部屋の広さや他の家具とのバランスを考えてみましょう。
オシャレに決めたい方は、背もたれが高めのものを選ぶと良いでしょう。高い背もたれは首と背中を支えてくれるため、長時間テレビを見る方や映画鑑賞が趣味の方におすすめです。
※注意点
大きいソファーの場合、廊下が曲がり切れない、エレベーターに入らない等、他の家具や壁を傷つけたり搬入ができない恐れがあります。購入前に家具屋の店員さんと搬入経路についてよく相談しましょう。
また、希望している場所にきちんと置けるかも確認しましょう。置いてみたら、思ったより狭くなってしまった!とならないように、少し余裕を持って考えるのがおすすめです。
ソファーは売場で見ると意外と小さく見えますが、部屋に置くと大きく見えることがあります。実際にサイズ計測して、部屋に十分なスペースがあるか?をチェックしましょう。
関連記事