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家具お手入れ辞典

2020年02月10日(月)

引き出しが開かない!?解決方法をご紹介します!

旭川木工センター


 

多くの収納家具にある引き出しですが、たくさんの種類があり、意外と引き出しについて知らないことが多いと思います。
引き出しのことで何かお困りの場合、その多くはスライドレールに起因することがほとんどです。

今回は引き出しやスライドレールに不具合が生じた場合の、よくある困りごとの事例と対処法についてご紹介します。

 

引き出しの動作がおかしい

普段使っていると、引き出しの動作に困ったことはありませんか?

・引き出しの開閉が固い
・引き出しが閉まらない
・引き出しが勝手に出てくる

これらの動作不具合も、スライドレールに何らかの原因があることがほとんどです。
何かおかしいと感じたら、まずはスライドレールを確認しましょう。

 

●スライドレールの場合

①スライドレールを調整

ストッパーにかかるレール幅を調整することにより、ストッパーのかかり具合を調整できます。
この際はペンチを使うことをおすすめします。
引き出しの開閉が固く感じる場合はレール幅を広げ、逆に引き出しが緩く感じる場合はレール幅を狭くします。

 

②スライドレールを交換

スライドレールの調整で解消するような不具合ではない場合や、万が一スライドレールが破損してしまった場合は、スライドレールを購入・交換しましょう。

このときはプラスドライバーを使用します。

引き出しを外す際には、引き出しが落下して破損したり怪我をしないように十分にご注意下さい。

 

③潤滑オイルを塗る

金具部分のサビなどで滑りが悪くなっている場合もあります。
この場合は、市販の潤滑オイルを注すことで、動きがよくなります。

●スライドレールがない場合

①無垢材

無垢材で作られた引き出しの場合、湿気を含むと膨張し、乾燥すると収縮します。
お部屋の環境や設置場所にもよりますが、季節ごとに変化します。

 

擦れ合うところをサンドペーパー(紙やすり)で少し削って調整したり、ロウや固形石鹸を塗って滑りを良くするなどがおすすめです。
(あまりやりすぎると、違う季節になったときに違う問題が出てくる可能性もあるので注意)

 

②メラミンやポリ板

メラミンやポリ板の引き出しの場合は、季節の変わり目や環境には左右されにくいのが特徴です。
引き出しの開閉がしづらい場合は、ロウや固形石鹸を塗って滑りを良くするなどを試してください。

 

また、重いモノを入れると、家具の変形などによって動きにくくなることがあります。
まずは重いモノを取り除いたり、中身の配置を入れ替えたりして、重さを調整してみてください。
それでも改善しない場合は、戸を外して、サンドペーパー(紙やすり)で削るなどしてください。

 

引き出しが外せない

掃除の際や、奥に物が落ちた時など、引き出しを外したいと思っても外せなかったことはありませんか?

外すことができない引き出しだと思い、諦めてしまったことはありませんか?

 

外すことができない引き出しもありますが、ほとんどの引き出しは抜け落ち防止の機能が働いているだけで、外すことができるようになっています。

 

①ボールベアリング式スライドレールを使用した引き出しの外し方

⇒レバーを操作して引き抜く

引き出し側にあるレバーを操作しながら手前に引くことで引き出しを外すことができます。レバーを動かす方向はレールの種類や左右のレールで異なります。

 

②ローラー式スライドレールを使用した引き出しの外し方

⇒手前に引いて持ち上げる

手前に目一杯引いたところで少し上に持ち上げます。そうすることによって引き出し側のローラーが本体側のローラーを乗り越えて引き出しを外すことができます。

 

③ストッパータイプの引き出しの外し方

⇒ネジ式のストッパーを外す

抜け落ち防止のためのネジ式のストッパーが取り付けられているタイプの引き出しは、ストッパーを回して外すことによって引き出しを引き抜くことができます。

※引き出しには意外と重量があるものもあります。引き出しを外す際には中を空にし、十分にご注意して作業してください。

 

 

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これからも家具のお手入れ方法をどんどんご紹介していきます。

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